桜丘中学校　ブログ

 　春のような暖かさにつつまれたお天気となりました。春は別れの時、いよいよ３年生は、来週３月８日（土）にこの桜丘中学校を卒業することになります。今日は、１，２年生が３年生にこれまでの感謝を伝えるべく「３年生を送る会」が行われました。各部からのメッセージ、転任された先生方もメッセージを寄せてくださいました。思い出を振り返るビデオの上映、そして１，２年生からの合唱「奏(かなで)」は、力強く思いを込めての発表となりました。３年生からも合唱が披露され、桜中の伝統はミャクミャクと３年生から次の世代へと受け継がれていきました。クライマックスはくす玉割り。カウントダウン後、くす玉の中からは、『祝卒業、飛び立て！希望の未来に向かって!!』のメッセージがありました。３年生には、後輩たちの声・思いを胸に、来週の公立高校入試を乗り越えて、堂々の卒業式を迎えてほしいと思います。

 　授業で制作した生徒の美術作品が展示されています。３年生は、各自が設定したテーマに沿って自分の思いを表現しているようです。未来の自分を表現したり、自分の心の中を表現したり、様々な思いが込められています。また、２年生では、「和菓子づくり」（紙粘土）を行いました。小さな作品ですが、本物のようで楽しさが伝わってきます。また、さくら学級では社会で行った人物調べのレポートが掲示されています。生徒たちは、楽しく一生懸命に授業に取り組んでいます。

 　18日（火）は、朝から吹雪のような雪が降り、道路は渋滞、視界も悪い状況でした。いつもより時間がかかって学校に到着すると、校舎前・昇降口周辺を雪かきする生徒たちの姿がありました。市民総体バレーボール大会に備えて、朝練習をするために集まった女子バレーボール部の生徒たちでした。雪かきスコップを持って、生徒の通路となる道を作り、駐車場の雪もよけてくれました。本当は練習をしたかったと思いますが、「皆のために」と活躍してくれました。「これは全部皆がやってくれたのかい？」と聞くと、「はい！」とさわやかに明るい笑顔で返事が返ってきました。今日から数日は、雪や寒さが厳しくなるようですが、生徒の温かな気持ちに触れうれしくなりました。

 　今日12日まで、二日間にわたって学年末考査が行われました。１ヶ月ほど前には、テスト範囲が配付され、生徒たちは綿密な学習計画を立て準備にあたってきました。テスト予想問題づくりに取り組んだり、放課後学習会を活用したり、これまでの反省を活かしそれぞれが自分に合った勉強方法で対策してきたようです。試験中の教室は、集中して問題を解いている姿が見られました。準備してきたものをしっかり発揮して悔いの無いように頑張ってほしいと思います。

　仙台市ＰＴＡ協議会、仙台市教育委員会が行っている『篤行・善行児童生徒表彰』の表彰式が、７日（金）エルパーク仙台にて行われました。本校からも、１年生３名（小学校運動会参観後の自主的な撤収作業活動）３年生２名（自転車で転倒した児童への適切な対応）の５名が表彰を受けました。市ＰＴＡ協議会長からは「困っている人を助ける勇気ある行動、活動です。」教育長からは「優しさの種を広めてくれましたね。」とお祝いの言葉をいただきました。日ごろから「みんなのため，地域のために行動する生徒」学校の重点目標としており、こうした行動がたくさん行われることを本当にうれしく思います。なお、表彰式の様子は、11日の河北新報でも紹介されましたのでご覧いただければと思います。