23日、学校再開、全校集会
34日間の夏休みを終え、学校の生徒たちの元気な声が戻ってきました。早速の1時間目には全校集会(オンライン)が行われ、新しいALT(カテリナ マツダ先生)の着任、県・東北・全国大会での活躍の賞状伝達。そして校長からの言葉がありました。
日焼けした精悍な顔つきに、特に男子には、なんとなく身体がひとまわり大きくなった感じを受けました。きっと、それぞれが何かに一生懸命な夏休みを過ごしたのだろうと思います。今後、1学期後半のまとめの時期に入ります。忙しさもあると思いますが、先を見通して計画的に過ごしてほしいと思います。
(校長からの話、一部抜粋)
夏休み前半、メダルラッシュにわいた、パリオリンピックでは、皆さんもTVの前で、日本選手を応援したことと思います。特に心に残った競技、場面はいろいろだと思いますが、校長先生は、あきらめない強い気持ちを持って逆転した、男子体操団体の金メダルが強く心に残りました。キャプテンの萱和磨選手が、どんなに点差が開いても「絶対にあきらめんなよ」と、何度も選手・仲間に声を掛けていました。そこには「本気で金メダルを取るんだ」という強い気持ち・気迫があり、その気迫が、選手一人一人の背中を押し、奇跡の逆転金メダルに結び付いたんだと思います。
『本気になって取り組むこと』、『諦めないこと』『強い気持ちをもって臨むこと。』これらは、皆さんの学校生活にも繋がるところだと思いますが、それをあのプレッシャーの中で実行している所がすごいことですし、学ばせてもらったなと思いました。何かに熱中し、本気になって取り組んだことから得られるものは、やった本人にしか味わえないものだと思います。そこには、やってみて初めて気づくことや、成長につながる学びがあります。
皆さんに、いきなり全国大会や金メダルを目指せとは言いません。今後、皆さんの学校生活の中に、桜花博覧会や運動会などの行事、日々の授業や期末考査などの試験があります。まず、一つ一つ目の前のことに一生懸命に取り組むことで、中学生として身に付けるべきことを身に付け、大いに学び・成長していってほしいと思います。今、身に付けた力や経験による学びは、将来の自分にとっての基礎、大きな財産になるものだからです。
みなさんが,この夏休み中に頑張ったことや感動したこと(心が動かされたこと)は、たくさんあると思いますが、そこから、自分が大切に思っていることや、自分の価値観について、改めて見つめ直し自己理解を深めてほしいと思います。