3/8  第46回卒業式

 3月8日(土)、桜丘中学校、第46回卒業式が行われ、109名の生徒が卒業証書を授与されました。おごそかな雰囲気、箏の演奏での入場。証書授与では、壇上にて一人一人へ声を掛け証書を渡しました。答辞では、これまでの思い出とともに、今後の決意が力強く語られました。そして最後の卒業の歌は、「桜の下で」と「僕のこと」の2曲。「悩んだり、苦労した日々も大切に、これからも前に進んでいこうと思う。」という決意が力強い歌声に感じられ感動しました。109名の仲間とともに3年間頑張ってきた卒業生たち、未来に向かって大きく羽ばたくとともに、これからの活躍を期待したいと願っています。

【校長式辞より、一部抜粋して】 皆さんが今まで取り組んできたこと、すべての経験には価値があります。今まで巡り会った人、数多くの出会いのすべてに意味があります。社会・世の中は、多様な価値観を持つ人と人との関わり、協力、支えによって成り立っています。皆さんには、ぜひ、自分は、社会の中で何をなすべきなのか、自分の使命について考え行動できる人になってほしいと願っています。「皆さんにとって大切なこと、それは、将来何になるのかではなく、どう生きるのかということです。」まずは、自分を高めることを心掛け、「学び続けること」「自分を磨くこと」「高めること」を大切にしてほしいと思います。

 義務教育を終え、これからの人生、進むべき道、この先の地図は、自分の力で描き創っていくことになります。不安もあると思いますが、次の3つのことを、頭において、なりたい自分になるための、自分づくりを進めてください。1つ目は、皆さんの人生はまだ始まったばかりだということ。2つ目は、これまで上手くいかなかったことも全てが良い経験であり、挽回はいくらでもできるということ。そして3つ目、3つ目は、自分の人生の中では、いつでも主人公は自分だということです。「自分とは何者か?」「自分の好きは何か、得意は何か、苦手は何か」自分自身を知る自己理解は大切ですが、「自分探しの旅」はいけません。探しても自分はどこにもありません。自分自身は探すのではなく創るものなのです。そのためにこれからも、「学ぶこと」「助け合うこと」「一生懸命に生きること」を約束してほしいと思います。

 これからの人生、つらいことや心が折れてしまいそうなこともあるでしょう。でもそんなときも、「運が悪い」とあきらめるのではなく、「この出来事は、一体、私に何を学ばせようとしているのだろう」と考えてみてください。「神様は乗り越えられない試練は与えない」と言います。あなたの心次第で、運の良い人にも、悪い人にもなれると思うのです。皆さんには、ぜひ明るくたくましく、未来を切り開き、幸運な人生を歩んでほしいと願っています。卒業生の皆さんが見つめるその先の未来が、輝きに満ちたものになることを心から願って、式辞といたします。







このブログの人気の投稿

3年修学旅行⑧

2年生野外活動 1

3年修学旅行④