「3.11みやぎ鎮魂の日」 復興プロジェクト、
3月11日は、東日本大震災の発生から14年目を迎えます。多くの方々が亡くなられ、私たちは心に深い傷を負いました。しかしながら、今の中学生は、震災後に生まれで震災当時の記憶は全くありません。記憶の風化が懸念される今日ですが、あの日何があったのか、知ることで深い悲しみを共有し互いの心を癒やすことができ、学ぶことで教訓を得て、次命を守ることに活かすことができると思います。3月6日(木)本校では「3.11 みやぎ鎮魂の日によせて」集会を行いました。桜中の2学年の野外活動では、三陸沿岸地域を訪問し、被災地見学・防災学習に取り組み、大地震・大津波の発生によって大きな被害があったことを学んいます。今回の集会では、私たちの地元である桜ヶ丘や川平地区は、震災時はどんな様子が見られたのか?学ぶこととしました。川平学区連合町内会長の島田様を講師にお招きし、「3.11その時地域は?」と題してお話をいただきました。たくさんの方々が避難してくる中、それまで備えていた防災体制、協力体制(地域コミュニティ)を遺憾なく発揮し、避難者の安全安心に努め、照明の確保や食糧の配付など困難を乗り越えられたお話をいただきました。事前の(日ごろの)備えこそが大事である。ということを強く感じました。また、避難所では中学生もたくさん手伝ってくれたお話があり、生徒たちもいざという時に少しでも力になれるようにとの思いを強くしました。